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April 26, 2010

不思議の国のアリス

映画「不思議の国のアリス」by Tim Burton

ものすごく評判が良くて、原作(キャロル作)本自体のファンなので早速見に行きました。
話題の3D上映でした。

まず3Dについて
3Dは目が疲れます。輝度が低下して色の鮮やかさが減退する。自分の目がピントを合わせていない近景が2重になり疲れる。人間などがいる遠近の位置関係は明確になるが、各個体の立体像は薄っぺらく紙人形が並んでいる様に見える。超近景など注目を期待しないオブジェクトは目がピントを合わせる必要が無いのだから単にボカしてしまえば良いと思うのだが。今後の検討課題ですねぇ。

次に内容に関して
原作の真骨頂であるノンセンスがほとんど見当たらない。特にマッド八田がマッドで無く真面目過ぎる。バンダースナッチだってあんな縫いぐるみペットに歯がいっぱい生えているだけみたいな怪物じゃぁ全然迫力がありません。言葉だけの想像の方がましです。
一方ジャバワッキーは原作の挿絵みたいにユーモラスでなければいけません。この映画では最近流行のただの大きな飾り付き蜥蜴でしかない。この手の怪物、映画業界でステレオタイプ化している様に思えるが、いかが?
ノンセンス幻想映画の中にも勧善懲悪水戸黄門風のハリウッド式が支配しているのが判ってしまって後半になるにつれ飽きて来てしまいました。大人になったアリスだから夢も分別が付いてこうなるんですか?しょうもな。しょっちゅう落馬する白のナイトが出て来てまぜっ返して欲しいくらいです。
デフォルメされた「赤の女王」が一番良かったですが、これとても女王自体「不細工な容貌」なので家臣もわざと不細工なメイクをしているという普通すぎる設定が徐々にバレてくるので「なんだかなぁ」と思ってしまう。

結論:
もっとシュールな映画を期待したんだが、「ディズニーだとこうなる?」って事なのか、ティム・バートンはこの程度の監督なのでテリー・ギリアムにすべきだったという事なのか、変に今流行の大人への成長物語にしてしまったのが仇となったか、それならそれなりのストーリーを造れたのではないかと思いますがね。ま、リピーターとなる事は無いでしょう。
残念賞!!

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銀座TACT

先日(2010April 17) 銀座TACTでLIVEを行いました。

1950年代からある老舗のLive Houseで素晴らしく良いハコでした。
レポートはKC & The TITE ホームページに近々掲載されます。

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April 14, 2010

映画/Shutter Island

映画『Shutter Island』です

このごろ映画ばっかりだなぁ、
監督マーティン・スコセッシだし面白そうだったので見に行きました。
どんでん返しの連続で謎が深まるばかりって言う事で興味を持った訳ですが、
この手の映画でネタバレは御法度でしょう。なので言いません。
確かにどんでん返しの連続です。
Philip K. Dick的だったり、Ken Kesey的だったり、「シンドラーのリスト的」だったりしますが、結局深い魂胆はなくて、単純に娯楽映画としてみれば良い映画なんですね。ちょっと、手が込みすぎて(?)筋立て上の馬脚を現しかねない部分等ありますが、まぁ、ご愛嬌ですか。

この春は色々見てみたい映画が結構ありますね。
ハードロッカー:アカデミー総なめ(でも、このネーミングGrand Funk Railroadなんかを思い起こさせるなぁ)
第9地区:バカ面白そう 
アリス:昔から「不思議の国のアリス」は大好きなので。
60年代はアリスの時代でした。(ちょっと大げさかな?)
当時Jefferson Airplaneが"White Rabbit"でLSDのトリップ感覚を不思議の国でのトリップになぞらえて大ヒットしました。本の挿絵で芋虫が葉っぱの上でキセルを吸う様なんぞDrugを決めている姿と酷似してます。大体アメリカではACID Testといって大々的にLSDの吸引実験をやっていたんですから。Musicianが薬をやる何ぞはあったり前だったんですね。薬をやったせいでLPが店頭から引き上げられるなんて事は全くありませんでした。今はどうか知りませんが。まぁ、そのせいで早死にしたご仁は数多いる訳ですがね。
関連して本屋には各種「不思議の国のアリス」が平積みになっています。
ルイス・キャロル作のノンセンス詩本「スナーク狩り」やキャロル撮影の少女写真集まで並んでいます。どうせなら「シルビーとブルーノ」も置けば良いのに。

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