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May 05, 2010

第9地区

また映画です

「第9地区」
W-Cup間近で話題の南アフリカを舞台としたSF映画です。(サッカーは関係ないですが)
製作者も南アの人がほとんどですが、製作者の一人"Lord Of The Rings"の監督"Peter Jackson"は違いますね。

ま、SF映画というと一般的に
・恰好良い
・宇宙活劇で迫力がある
・先端科学的
・現実認識が現代より先を行っている_先端的な世界観が提示される
・やたら怖い
といったイメージのどれかに該当するのが普通ですが、この映画はちょっとそういった範疇から外した部分があってそれが当たったんでしょう。一言で言えば文明批評的な映画です。

エイリアン:
怖くはなく気持ち悪い
科学力・技術力があるはずなのに弱々しい
きわめて人間っぽい
あえて「難民」という言い方をしている

人間:
相変わらず俗っぽい=だから文明批評になるんですけどね。

設定:
疫病で地球に避難してきたというエイリアンの母艦が南ア・ヨハネスバーグ上空に停泊して28年、エイリアンは「第9地区」と呼ばれる収容所地区に収容されているが、そこの管理は民間委託された武器製造業者に任されている。エイリアンの武器・技術を手に入れたいという思惑もあるわけだ。
28年も経ってスラム化した「第9地区」を整理したい国はエイリアンを「第10地区」に移動さる計画を実行に移そうとする。
主人公はそこで責任者に任命された人のよさそうな民間業者の社員で、いろいろ災難が降ってくるというお話し。映画の初っぱなはその主人公に関する知己たちのインタビューで始まり、その人物がもう居ないことを暗に臭わせる。
映画は徐々にエイリアンたちのこれまでの行動が紹介され、姿はエビなれどやっていることはほとんど人間、という事が判ってくる。エイリアンの治安管理をするのが企業の傭兵部隊であって警察や国軍では無いというのも現代っぽい。
肝としては、エイリアンの武器が極めて強力でかつ人類には扱えないという設定がすごい。
なぜ地球を征服できないの?征服しないの?
ま、その武器・技術の入手を中心にナイジェリアンギャングとか企業の役員などの悪巧みが喜劇を形成していく訳なので無粋なことを言ってはいけません。
一部SF映画らしいアクションシーンなどがあってそういうのが好きな人も楽しめる構造になっています。だんだんエイリアンに味方したくなってきますが、、、、
で、それなりに満足できる結末があって、主人公は・・・・・!?
その辺を明かすのはルール違反(何の?)かも知れないので此処では伏せておきますが、続編がありそうなニュアンスなので「請うご期待」なのかな?

自分なりの映画の評価としては★★★★★(一応満点)です。

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